2022年11月26日に行われた、「八王子不登校児ネットワークプラスパス」のオンラインイベントで、不登校経験者のSさんが、今までの思いを話してくれました。
中2春~秋まで不登校でした。
秋ごろ、修学旅行にいきたくて、学校に復帰しました。
高校に入ったら、部活でトラブルがあったり、大学受験のプレッシャーから、高校3年9月から不登校になりました。
音声チックが不安で、授業中、教室で下唇を噛み授業を受けていました。
今は、通信制の大学を目指しています。
その方が、自分にあっているんじゃないかなと思ったからです。
1.嬉しかったこと
・クラスメイトに声かけてもらったこと
・両親のどちらかにドライブに連れて行ってもらったこと。
車に乗ることが好きだった。無理に話しかけられない環境で、連れて行ってくれた。
2.嫌だった事
・クラスメイトなどによそよそしくされた(ように感じた)こと
・両親に怒鳴られること
・両親が悩んでいる姿を見ること
・しんどさの行き場がない
・進路の不安
・やる気が起こらない
・不登校学級の中でもいざこざがあったこと。
3.今だから思うお願い
・不登校の時は、インターネット・ゲーム・youtubeを見ているしかないので、それを責めないでほしい。それをやっているときは、自己嫌悪がセットでついてきていた。
・全面的に肯定してもらえるとよかったなと思う
4.私の想う不登校
・学校へ行くことがゴールではない
・もし学校にいきたいという気持ちが出てきたら、周りが全力でサポートすべき
・そうでなければ無理に行かせるべきでない
・自分の心地よい環境で、いろいろな経験を積むことが大事
両親・兄弟が笑顔で話してくれることが安心でした。
背中をぐいぐいでなく、ぽんっと押してくれたらと思います。
(Sさんの承諾をいただいています)
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